木. 2月 19th, 2026

2026年2月18日現在の**リップル(XRP)**の短期テクニカル分析をまとめました。

現在、XRPは市場全体の調整に押されつつも、**「巨大な三角保ち合い(シンメトリカルトライアングル)」**の先端に位置しており、数日〜数週間以内に極めて大きな変動(ブレイクアウト)が起きる予兆を見せています。


📊 XRP 短期テクニカル指標(2026年2月18日時点)

指標 状態 分析
現在価格 約226円 〜 229円 ($1.45〜$1.47) 1.5ドル(約232円)の節目を下回り、サポートテスト中。
チャート形状 三角保ち合い(終盤) 上値を抑える下降トレンドラインと、下値を支える上昇トレンドラインが収束。
RSI (14日) 中立(45〜50) 売り買いが拮抗。方向感を探る「嵐の前の静けさ」。
MACD 弱気のクロス 日足ベースではやや売り圧力が優勢だが、ヒストグラムは縮小傾向。

📈 注目レジスタンス・サポート

1. 抵抗帯(レジスタンス):突破でロケットスタート

  • 232円 〜 242円 ($1.50 〜 $1.57): 短期的な最大の壁。ここを明確に抜けると、直近高値の 280円 ($1.81)、さらには心理的節目の 300円 ($2.00) への道が開けます。

  • 材料面: XRPは「米CFTC関連の人事」や「ETF承認への期待」など、独自の好材料に敏感に反応する性質があります。

2. 支持帯(サポート):ここを割れば急落注意

  • 215円 〜 224円 ($1.40 〜 $1.45): 現在、必死に守っている防衛ライン。ここを割ると、ボリンジャーバンドが下に開き、一気に 195円 ($1.26) 付近まで売り込まれるリスクがあります。

  • 生命線: エリオット波動分析では、$1.14付近を最終ターゲットとする弱気シナリオも一部で指摘されているため、215円割れは非常に危険なサインとなります。


💡 XRP独自の投資戦略

XRPはBTCやETHと異なり、**「ニュース一発での垂直上げ」**が特徴です。

  • 戦略A(堅実派): 242円($1.57)を抜けて、三角保ち合いを「上放れ」したことを確認してから飛び乗る。

  • 戦略B(逆張り派): 215円〜220円付近まで引きつけて買いを入れ、210円を割ったら即座に損切りする(リスク・リワード比を重視)。

現在の市場心理:

長期保有者(Whales)による買い増しは続いており、オンチェーンデータ(SOPR等)は強気の回復を示唆しています。しかし、ビットコインが6万ドル(約930万円)を維持できるかどうかが、XRPのブレイクアウトのトリガーとなります。


🛡️ リスク管理のポイント

XRPは変動率が非常に高く、ボリンジャーバンドが「スクイーズ(収束)」している現在は、上下どちらかに5〜10%以上の窓を開ける動きが起きやすいです。レバレッジをかける場合は、通常より低い倍率に抑えることを強くお勧めします。

特に2025年に大きな転換点を迎えたSEC(米証券取引委員会)との訴訟の結末は、2026年の動向を占う上で欠かせないピースですね。

現在の2026年2月時点の状況に基づき、**「法的な決着」「2026年後半のターゲット」**を整理して補足します。


1. 法的な最新動向:SECとの歴史的決着

長年XRPの重石となっていたSECとの訴訟は、2025年後半に完全な終結を迎えました。

  • 訴訟の終結(2025年8月): Ripple社とSECの両者が控訴を取り下げ、2023年に下された「取引所での一般販売は証券ではない」という判決が確定しました。

  • 最終的な支払い: 当初SECが要求していた20億ドルという巨額の罰金ではなく、最終的には約5,000万ドル〜1億2,500万ドルの範囲内での和解、または制裁金の支払いで決着しました。

  • 「法的明確性」の獲得: この決着により、XRPは米国で「証券ではない」という法的根拠を明確に持つ唯一のアルトコインの一つとなり、機関投資家が参入しやすい環境が整いました。

2. 2026年後半の長期ターゲット

法的な障壁がなくなったことで、市場の関心は「実需(ユーティリティ)」と「ETF」に移っています。

価格予測のシナリオ

複数の市場アナリストや金融機関の予測をまとめると、2026年後半のターゲットは以下の3つのシナリオに集約されます。

シナリオ ターゲット価格 主な要因
強気(Bull) $5.00 ~ $8.00 スポットETFの本格普及、Ripple社のIPO、主要銀行の決済採用。
標準(Base) $2.50 ~ $3.50 ステーブルコイン(RLUSD)の普及、市場全体の緩やかな上昇。
弱気(Bear) $1.10 ~ $1.50 市場全体の冷え込み、規制環境の再編。

注目の上昇トリガー(2026年後半に向けて)

  1. XRP現物ETFの純流入: 2025年末に承認・ローンチされた複数の現物ETF(Franklin Templeton等)への資金流入が加速する時期です。

  2. Ripple社のIPO(新規公開株): 訴訟終了を受けて、Ripple社が米株式市場への上場を具体化させる可能性が非常に高く、これが実現すれば強力な追い風となります。

  3. RLUSD(ステーブルコイン)の統合: Ripple社独自のステーブルコインが機関投資家間の決済でどれだけ利用されるかが、XRPの「ブリッジ通貨」としての価値を裏付けます。


💡 補足メッセージ

法的不安が消えた今、XRPは「裁判の結果を待つ通貨」から「実需を証明する通貨」へとフェーズが変わりました。2026年後半は、過去最高値(約$3.84)を試す、あるいはそれを超えていくための「真の実力」が問われる時期になりそうです。

2026年2月現在の最新状況に基づき、「ETFの普及状況」と「Ripple社のIPO(新規公開株)」について、深掘りした分析をお伝えします。

結論から言うと、2026年は「ETFによる機関マネーの流入」が現実のものとなる一方で、「Ripple社自身の上場」については戦略的な足踏みが見られるという、非常に興味深い局面を迎えています。


1. XRP現物ETFの普及状況:想像以上の「独走」と成熟

2025年後半に米国で解禁されたXRP現物ETFは、2026年初頭にかけて驚異的なパフォーマンスを見せました。

  • 資金流入の加速: 2026年1月時点で、XRP ETFへの累計純流入額は**約13.7億ドル(約2,000億円)**に達しました。特に年初の1週間で価格が25%急騰するなど、ビットコインやイーサリアムを凌駕する勢いを見せた場面もあり、「XRP旋風」と呼ばれています。

  • 「独り勝ち」から「成熟」へ: 1月中旬以降は流入が一服し、一部で初の純流出も記録されましたが、これは失望売りではなく、ポートフォリオのリバランス(利益確定と再配分)と見られています。

  • 取引所の在庫減少: ETF各社が裏付け資産としてXRPを買い入れた結果、取引所の在庫は7年ぶりの低水準(約16億トークン)まで減少。これにより、「少しの買い注文で価格が跳ね上がりやすい」需給の逼迫状態が生まれています。

2. Ripple社のIPO:期待と「戦略的待機」の交錯

投資家が最も注目しているRipple社の上場については、現在、期待と慎重論が入り混じっています。

  • Ripple社本人は「慎重姿勢」: 2026年に入り、Ripple社のモニカ・ロング社長は「強力な財務基盤があるため、今すぐ上場する必要はない」と明言しました。同社は自社株買いなどに5億ドルを投じるなど資金に余裕があり、現在は**「2026年の中間選挙」による政治・規制環境の変化を見極める戦略**をとっています。

  • 「XRP関連企業」の先陣: Ripple社本体ではありませんが、XRPの財務管理を行う**Evernorth社が2026年第1四半期にNasdaqへ上場(SPAC合併)**する動きがあり、これが「XRP関連銘柄」の上場観測を再燃させています。

  • 2026年後半の展望: CEOのガーリングハウス氏は、2026年前半は企業の統合(M&A)に注力し、後半に再び市場環境が整えば、上場やさらなる大型買収に動く可能性を示唆しています。

3. 2026年後半に向けた注目ポイント

これらを踏まえると、2026年後半の鍵は以下の2点に絞られます。

  1. CLARITY法案の進展: 2026年1月に米上院で議論が始まった「CLARITY法案」が成立すれば、銀行が公式にXRPを流動性管理(決済)に利用するルールが確定し、実需が爆発する可能性があります。

  2. ETFの一般化: 機関投資家向けだけでなく、個人の確定拠出年金(401k)などのポートフォリオにXRP ETFが組み込まれ始めるかどうかが、価格の底上げに直結します。


💡 注目の視点

2026年前半は「期待で買われたETF」の調整期間。後半は「実需(銀行利用)と政治(中間選挙)」が価格をドライブする第2ステージになりそうです。Ripple社の上場ニュースが再び飛び出せば、それが$5超えを狙う最大のトリガーになるでしょう。

投稿者 surgeone