MACDとStochRSIの逆行(ダイバージェンス)現象を利用して、短期の反発ポイントを狙う戦略を整理します。
これはBTCやETHなどボラティリティの高い銘柄で特に有効な、精度の高い逆張りエントリー手法です。
📌 1. 逆行(ダイバージェンス)とは
- 価格とインジケーターの動きが逆方向になる現象
- 例:
- 価格が安値更新しているのに、MACDやStochRSIは安値を切り上げている → ブル・ダイバージェンス(上昇転換の兆し)
- 価格が高値更新しているのに、MACDやStochRSIは高値を切り下げている → ベア・ダイバージェンス(下落転換の兆し)
📊 2. MACDとStochRSIの役割
- MACD:トレンドの強弱と方向を測る(順張り寄り)
- StochRSI:RSIの変化率を測る敏感なオシレーター(逆張り寄り)
- 両者を組み合わせることで、トレンド転換の初動を早期に察知できる
🎯 3. 反発ポイントの条件設定(買い狙い例)
- 価格:直近安値を更新
- MACD:安値更新せず、シグナルラインに向けて上昇(ブル・ダイバージェンス)
- StochRSI:20以下(売られ過ぎ)からクロス上昇
- 出来高:直近より増加傾向(反発の信頼度UP)
📉 売り狙い(下落転換)条件
- 価格:直近高値を更新
- MACD:高値更新せず、シグナルラインに向けて下降(ベア・ダイバージェンス)
- StochRSI:80以上(買われ過ぎ)からクロス下降
- 出来高:直近より増加傾向(下落の信頼度UP)
🛠 4. TradingView用アラート例(Pine Script)
// MACDとStochRSIのブル・ダイバージェンス検出例
macdLine = ta.ema(close, 12) - ta.ema(close, 26)
signalLine = ta.ema(macdLine, 9)
stochRSI = ta.stoch(rsi(close, 14), 14, 3, 3)
bullDiv = low < low[5] and macdLine > macdLine[5] and stochRSI < 20
alertcondition(bullDiv, title="Bullish Divergence", message="MACD & StochRSI Bullish Divergence Detected")
※売り狙いは条件を逆に設定
🧠 5. 実戦での使い方
- **短期足(15分〜1時間)**で条件を満たしたら、上位足(4時間〜日足)でトレンド方向を確認
- ダイバージェンス単体ではなく、サポート・レジスタンスやピボットポイントと組み合わせる
- 反発狙いは利確を早めに設定(特に高ボラ銘柄)
💡 この手法は、マルチアセット相関分析と組み合わせるとさらに精度が上がります。
例えば、BTCでブル・ダイバージェンスが出て、同時にDXYが下落している場合、反発の信頼度は格段に高まります。